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茶の湯 水無月
すでに若葉も茂り毎日の暑さを感じさせるこの頃、利休七ヶ条に「夏は涼しく」とあるように、涼一味を茶趣とし、露地の涼、席中の涼味がよろこばれます。

 

 
 
 

 

 

 

涼一味

「実れる秋の姿祝して」の田植時の暑さの訪れを感じる頃で、6畳以上の広間席では、襖・障子を取り払い、よし障子、簾をたらして、夏座敷とする。

水指も広口、割れ蓋などの大ぶりのものが、木地の釣瓶とともによろこばれる。

茶碗も浅めの平茶碗や織部のばだらいなどもおもしろく、切子などのガラスの菓子器もよいのでは。

織部忌
古田織部は美濃の人で、始めは信長に、のち秀吉に仕えた大茶人です。茶道を利休に学び奥義に達し利休後の茶の湯をリードしていったが、大阪の陣で内通していたとして、自害した。
名水点

名水を茶の湯に用いるのは、昔から盛んに行なわれていた。名水点は、その名水を汲んできて、手前に用いますが、客に名水である事を示すために、水指は木地の釣瓶を使用し注連飾りをしておきます。

名水点はお濃茶で行ない、お客にお茶の前に名水を一服味わって頂くのも特長の一つです。

芦・夏衣・雨曇・河菜草かわなぐさ・虹・雨漏・腰蓑・花橘・雨宿・五月雨・編笠・橘・葎むぐら・伊予簾・玉藻・氷室・蛍狩・夏草・清流・青山

季語

夏木立・五月晴・夏野・閑古鳥・田植え・木下闇こしたやみ・おもだか

異名
風待月・鳴雷月・松風月・常夏・青水無月
茶花

姫百合・河原撫子・沼虎の尾・桔梗・甘茶・岩煙草・小紫陽花・縞芦・月見草・夕霧草・都草・菩提樹ぼだいじゅ・苧環おだまき・ 麒麟草きんつりそう

茶 掛

 山是山水是水 やまはこれやま みずはこれみず

山は山、水は水、他の何ものではない、自然のあるがままの姿。